帰るの真夜中じゃん…。



「祥也君、これどうぞ。」

「あ、ありがとうございます。」



田中さんに貰ったのはホットコーヒー。



こんなのより家の布団で温まりてぇ!!



でも田中さんの親切は無駄にしない…。



ちゃんと飲んでる俺…。



「祥也君は世界行くの?」

「アメリカって事ですか?考えはしてますよ。

だけど日本で世界目指しても良いかなぁって。」

「ちゃんと考えているんだね。凄いよ…。」



アメリカ行って、モデルしてみたい。



でもまだ無理だ。



高校は卒業したいし、何よりも奏愛が心配…。