短編集





次の日の朝


学校の支度をして、家を出た。





「いってき――…」



家を出て、前を見ると辰巳君が立っていた。



いやいや、え?
うん、朝一緒に学校行けたら良いなって思いましたよ、ええ。




「た、辰巳君…何で」

「家が通り道だから…」

「うん?」



恥ずかしそうに首の後ろをさする辰巳君
これ癖なのかな?




「良いから行くぞ!」

「う、うん」




まあ、いいや!
辰巳君と一緒に学校行けるんだから。



行こっか!と言って、学校に向かった




「辰巳君っていつからテニスしてるの?」

「小学校の時から」

「そりゃ、上手いよねー推薦で高校きたの?」

「あぁ、」




会話終了。



何て言うか、本当。
無いのかな?私に聞きたいこととかさ。





ってあるわけ無いね。