お茶汲みは、さっき終わらせた。



テニス部てあんまり手伝う事無いんだなー…



何て思いながらさっき入った部室を思い出した


一応あるロッカーは汚くて使われてない。
砂は入って汚いし、みんな荷物も適当に置いてて足の踏み場も無い感じだった



うん、部室綺麗にしよう


そう思って、掃除用具を持って部室に向かった。


とりあえず、先輩の荷物を一つ一つ外に出していく


砂を箒で掃いてロッカーを開けようと試みるけど、堅くて中々開けられない




「んー…っ!!」



必死で引っ張ると、ギギギー…と音がしてバランスを崩したロッカーが私の方に倒れてきた




「は…わっ…」




怖くて小さくなって目を閉じた