あたしの事で笑ってるーーー!


超ハズいし!こんなおまぬけな姿を見られ、挙げ句の果てには、笑われちゃってるし!



ぅっ…もうッ死にたいよぉおおお!



「廊下に立って頭を冷やしてこい!」


げっ…ますます恥ずかしいッ!


「はーい…」


と、言って教室に出て廊下に立つあたし。


教室からは、大きな笑い声が聞こえてきて廊下に響きわたる。


あの笑い声の中に九条君がいると思ったらあたし…生きていけないよ…


「はー…」


ため息が出る。


そんなこんなで、あたしはいつのまにか…廊下で寝てしまっていた。


目を開けるとそこには、人が沢山いて、あたしを見て笑っていた。


な…なに?イジメ?酷いからぁあああ!


「紗奈…何であんたはそんなに間抜けなの?」


はへ?