男子の結果として最後となった試合が始まる直前、一年生から三年生まで全員が一列に並び、スタメンの選手がひとりずつ走りながらハイタッチをしていった。 力強くて、あたたかくて。 彼らのその手には、全員の希望が託されていた。 それを抱えるにふさわしい彼らの姿が、なぜだかぼやけて見えた。 そしてその日、バスケ部の男女合わせて26人とともに、私は引退した。 バスケという私のすべてを賭けた夢が、終わったのだ。 それは、悪夢にも似た夢だったけれど。 それでもとても、幸せな夢でもあった。