時間を忘れ、ただひたすら自虐的な祈りを捧げていても、両親が迎えに来てくれるわけでもない。

一緒に楽園へ、だなんて、罪を背負った私にはどれだけ時間が経っても無理だ。

一寸先で待つ未来には、暗闇しか見えない。

あとは独りで堕ちていくのみだ。

そして土に還るのを待つだけ。

朽ち果てたそこに、一輪の花も咲きはしないだろう。



父が私を最期まで想ってくれていたからといって、私の抱えるすべてがなくなったわけではない。

素直にこの孤独を、悲哀を、辛苦を叫んだところで、どうして楽になどなることができるだろう。

私の罪は、消え去りはしないというのに。



母が自ら命を絶ったという事実があるかぎり。