無理矢理彼氏!? 狼彼氏!?

「すみませんが、ココに
集まらないでもらえますか!?
通りにくいです・・・。
それに~・・・
同じ1年生達の方が
喋りやすいんですよ!僕、
先輩関係とか苦手でして・・・」

にこっと笑った

「「キャー!!」」

また騒がれ始めた・・・。

あれ?


あたしの方・・・

あいや、

あたし“達”の方・・・

見てる!?

いや・・・直視できないっしょ。

そっか、同い年の方が良いって

言ってたもんネ・・・今!!

「ねぇ!!桃!!
彼、こっち見てない!?」

「うん・・・」

明らかに見てますっっ!!

むしろガン見してますっっ!!





「こぉぉぉぉおおおらぁぁぁぁあああ!!!
お前達は何をさぼっとるんだっ!!
もう始まるぞ!?
早く、自分のクラスへ行けっ!!」

「「はぁ~い↷↷」」

やっと皆解散した

って言うか、あたし達も急がないとっ!!

パッと!!横を見ると、

真璃がいない!!

「ちょ!!・・・真璃~!?」

「ああ・・・お前の隣に居た奴なら、
とっくに走ってどっかに行ったよ!」

「へぇっ!!!」

振り返ると、あのイケメンが

あたしになんとっ!!

喋りかけていたのだっ!!

「どっかって?どこですか!!??」

「さぁ~?
もう始まるからって
先にいったんじゃねぇの?
それかトイレ!
女ってあんだろっ!?
色々と・・・」

なっ!!・・・何!!??

この人!!