永花「それで弐藤さんにお渡しするおこづかいは弐藤さんの分だけ、ひとり分。おいくらですか?」 弐藤「ひとり分だと100円です」 永花「はいひとり分100円どうぞ!」 弐藤「あの、100円しかないんですけど……」 永花「そうです。100円ですよ」 弐藤「もっともっとたくさん、食べたいんですけど。わたし、子供がいるので」 永花「弐藤さん。あなたはもう『お母さん』です。お子さんがいるからこそ、お金を大切に使いましょう。おやつ代は100円。それ以上は遣えません」 弐藤「……ハイ」 ・