「いや、すぐあったよ」 ウソだよ。ヨウくんは ウソをつくと鼻をかく くせがある。 前友達が7軒まわっても 見つからなかったって言ってた。 きっとヨウくんは 学校に来ないで、 ずっと宝石店を まわっていたのだろう。 ヨウくん…ありがとう…。 「え!?てか、これって すごく高いんだよ?? ヨウくんそんな金あるの!?」 そう、あたしはあの時 高すぎてあきらめたんだ。 「失礼だな。てか、だから バイトしてたんだろ?」 ヨウくんは少し顔を 赤くしながら答えた。