「ウッ…ウッ…ヨウくん?」 「ごめんな。ごめんな来夢…」 そう言うヨウくんの 声は震えていた。 「ヨウ…くん…?」 「俺の…俺のせいで、 来夢つらい思いして きただろう?? ごめんな…ごめんな…」 「いいよ。もう大丈夫」 この時あたしは思った。 あたしはやっぱり ヨウくんが大好きだ。 メチャクチャで おもしろくて、 太陽みたいで…。 ヨウくんといると ワクワクドキドキする。 でも…。