『美宇』という名の子
からのメールを開いた。

『今日ヒマ??』

『んじゃ来て?』

『わかった。ありがと』


そのメールをした日は
あたしがヨウくんに
一緒に帰ろうと誘って
断られた日だった」



音夢はデカイ目を
さらに大きく見開いて

「え!?じゃあヨウくんは
来夢の誘いを断って、
その『美宇』って子と
あってたの!?」

「そう、その女と
毎日あってたの」

「え…じゃあそれって
もしかして…浮気??」

「そうじゃないの??」




ふぅー


あたしはため息を
ついて話を続けた。