ガタン 観覧車が下に ついたみたいだ。 あたしは、足を下ろす とともに逃げ出した。 「音夢!」 名前を呼ばれたけど 無視して走った。 無我夢中で あたしは走った。 何が何だかわかんなかった。 ヨウくんが何を考え、 何をしたかったのか わかんなかった。 全然わかんない…。 泣きたくなってきた。 ドンッ 「ってっ!!」 「――ッ!!」 誰かにぶつかった。 思いきりぶつかった から肩がすごく痛い。 何もしゃべりたく なかったから、 あたしは謝らず 逃げ出した。