「キレーだねぇ。
結構高いし…ん?」

あたしは気付いた。
なんかヨウくん
元気ない…。
まだ酔ってんのかな?


ガタッ



ヨウくんが立ち上がり、
あたしの隣に座った。

「ヨウくん?どした??」

「…音夢……」

「ん?どした??」

ヨウくんはそれから
黙りこくってしまった。


「ヨウくん??」

「音夢」



チュッ