「え…?誰?それ…」
「一夜のいとこ」
「ええええーーーー!!!!」
今度こそ店中の全員に
にらまれた。
でも気にしない。
「うそっ!!うそでしょ!!!
ええええーー!!!」
「本当…。だって俺昔
遊んだことあるしさ、
写真も見たし…」
「えーっ!うそーん」
そりゃ大変だぁ…。
え…てかはずっ!!
なんか一人で勝手に
怒ってた感じじゃん。
「でも…何で一夜何も
言わなかったのさ!」
「そんなの知らねぇよ。
本人に聞け!!」
えーうそだぁーっ
そんなオチあり!?
「ま、いいじゃん。
結局音夢の勘違い
ってことで。
で!話戻すけど!
この状況は何!?」
「あ…ああ…」
なんか話がすごすぎて
忘れるとこだった。
「実はね…昨日、
家にかけこんでから―…」

