バレンタインは先生に渡さなかった。
本当は渡したい気持ちもあったけど、先生は人気者だから沢山の生徒からもらってるはず。
だからあえて渡さなかった。
先生との関係も崩したくない。
そう思っていた…
三学期の終業式間近、とんでもない噂が流れた。
“藤沢先生学校辞めるんだって”
それは私達の耳にも素早く入ってきた。
聞いた瞬間頭が真っ白になった。
そんな私を莉子は心配するけど返す言葉も出ない。
先生、嘘でしょ!?
辞めちゃうの…!?
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