・季節に恋して~素敵な恋愛~


先輩、さっきから「はい」とか「ん」しか言ってないな。
「じゃ、失礼します。」
「おうっ!」
私はフッと教室の方に目が行った。
そしたら、男子の先輩達が覗いていた。
きっと友達だろう。
遊び半分だと思うけど、惇先輩はその人たちに蹴りを入れていた。

私はダッシュで香菜の元へ行った。
そして付き合ったことを喋った。

奈留美からは、おめでとうの手紙を貰った。

んで、部活が始まろうとしたときに先輩が近くにいた。
香菜と話をしていたら水紀が私の所に来た。
「はい、これっ!」
ん?
私の手にリコーダーを乗せた。

(だ、誰の?)
そう思い私は裏を見た。

野々村 惇

惇先輩の名前がぁ!
「え、どうしたら良いんだ…。」
またパニクってしまった。てか、もう皆走っちゃったじゃん。