「いや…嫌だっ!別れたくないっ!」
私はパニクリながら、大粒の涙を流した。

「ごめんね、ごめんねっ!ウチだって、言いたくなかったよっ!」

別に言っても良かったよ。
良かった。
でも…どおしても、あんたの口からは聞きたくなかった。

て言うか、まだメールしてたの?

「別れたくないぃぃぃっ!何で別れなきゃいけないの!嫌ァッ!」

大粒の涙は止まらない。

「泣かないでぇ。」
あんたに…あんたに言われたくないっ!
あんたに慰められたくないっ!