王子様の、花嫁探し。




「...ごめん...」

ごめんね
かっちゃん



あたし、かっちゃん、好きだよ。


でもね、それは、

友達としてなんだ。





「....へへ」

かっちゃんはあたしを見て、
少し笑った。



「そっか」

ニコって笑った。




笑顔が、

見てられない.....



「...栖羽ちゃん」

「え?」

「...陸戸と、
 絶対幸せになってね?」

かっちゃんはそう言って、
あたしの頭を撫でた。



「...ん」

小さく頷く。



それしかできなかった。



「僕、帰るね」

「...うん」

「また明日」

「...うん」


無理矢理笑おうとしてるかっちゃん。


胸が痛む。




ごめんねかっちゃん

すっごく嬉しかったよ....


でも、
ごめんね...


傷つけて、
ごめんね...