「栖羽ちゃんって本当可愛い!」
そう言って琉緒さんはあたしに抱きついてきた。
「...!?」
え!?
「あ、ゴメンね?
可愛い子見ると、
ギュってしたくなったって!」
手を合わせて少し申し訳なさそうに笑う。
「あ、いえっ」
ちょっとびっくりしたけど、
琉緒さんめっちゃいい匂いした...(笑)
「じゃぁ僕の部屋行こ?」
「うん」
失礼しますと琉緒さんに小さく言い、
かっちゃんについて行って
階段を上がった。
"Kanata"
そう書かれてる小さな板。
「うおぉ..綺麗な部屋だなぁ」
綺麗なお部屋だ。
壁には、たくさんの賞状が飾ってある。
ちょっと拝見させてもらいますぞ。
賞状は、
「かっちゃん、ピアノ弾けるの?」
全部ピアノの賞状だった。
しかも、
全部一位。



