王子様の、花嫁探し。




「今でも思い続けているあたしって、
 馬鹿だよね」


「そんなことないよ!」



かっちゃん、
なんでそんなに張り切ってるの?



「かっちゃん?」

「僕が、栖羽ちゃんを守る」

「え?」

かっちゃん?



「僕が、守る」


まっすぐな瞳。



もしかして


...かっちゃんが...?



「かっちゃん...」

「なぁに?」

「....なんでもない」

目をそらす。


聞くのが、
ちょっと怖い。



「栖羽ちゃん家まで送ってあげる。
 家、どこなの?」

「え?!あ、え、えっと...」


あたし、
家ないじゃん。



陸戸のマンションの倉庫に荷物あったっけ...?(汗)