「氷奈、話がある」 昼休み。 久々に学校に来た氷奈を、 屋上に呼び出す。 真剣な表情で察したのか、 氷奈も真剣な表情をした。 屋上。 その場に座り込んで、 どう切り出せばええのか、 考えた。 「陸戸」 重たい空気を破ったんは、 氷奈やった。 「え、あ、どした」 「陸戸こそ、どうしたの」 ...。 「氷奈、落ち着いて聞いてほしい」 俺はゆっくり話をはじめる。