「だんだん寒くなってきたね」 あたしは手に少し力を入れた。 「うん。寒いね」 かっちゃんも応えてくれた。 雑誌が、あたし達のことを取り上げてから、 多分三日経った。 ありえないぐらいのファンレターや、 電話が殺到したみたいだ。 おめでとー、とか。 やっぱりー?とか。 読者の皆さんは、 それぞれ感想をくれた。 一番嬉しかったのが、 誰一人、 悪口を言ってなかったことなんだ。 雑誌のホームページ見ても、 いろいろ言葉を残してくれてるみんなが居て、 すっごく、心が温まった。