王子様の、花嫁探し。






熱愛だなんて、


アホやんか。





栖羽が、珂鉈と付き合う訳、



――ないやろ。





「....」


足が自然と止まって、


俺はその場に立ち尽くした。





「...嘘...だよな...」


苦笑いして、

そうやって自分に言い聞かせる。





「...栖羽..」


そうつぶやいて、


空を見上げた。




真っ青の空。







「...栖羽...」


ごめんな...。