王子様の、花嫁探し。






「...もう、兄貴には関係ねぇから」


...っ...。






「フッ。


 ..見損ねたわ」



そう言葉を残して、

陸は部屋から出て行った。






「....。」


氷奈は後ろから俺に抱き付いてきた。






「....陸戸...」


甘えた声で言ってくる氷奈。






「...。」




「ねぇ..陸戸....」


氷奈は俺の前に来て、

俺の顔をラインを指でなぞる。