撮影が終わり、 かっちゃんとスタジオから出る。 「いい疲労感!」 かっちゃんは背伸びして、 そう言った。 「だね!」 あたしも背伸びする。 「久々の撮影、 どうだった?」 かっちゃんとあたしは歩きながら話す。 二つの影が、 同じタイミングで揺れる。 「うん。すごく、楽しかった」 「うん」 かっちゃんはにっこり笑って、 あたしの頭の上に手をポンと置いた。 かっちゃん家に着いて、 制服を受け取り、 かっちゃん家族にお礼を言い、 アパートへ帰る。