栖羽が、珂鉈と一緒に教室に入ってきた。 本に集中しようとしたんやけど、 ....無理やった。 栖羽、風邪、もう治ったんかな...。 もう熱は、ないんかなぁ...。 栖羽は黙って 俺の隣に座った。 「おはよう」 そう言いたい。 けど、そんなこと出来る訳もなくて...。 自分が情けなくて....。 あの時、 なんで、 引き止めなかったんやろうなぁ...。 ...氷奈を選んだのに、 俺って、ダメやわ...。 ホンマ、 情けない....。