「栖羽ちゃんベットで寝て?」
夜の10時。
寝る準備をするんだけど、
寝る場所がなかなか決まらなくて。
琉緒さんはあたしとかっちゃんを
かっちゃんの部屋に押し付けて、
今日は二人で泊まってよ!
って言って、
笑って行っちゃったんだ。
かっちゃんとかっちゃんは
苦笑いしかできなくて...。
「僕、下で寝るよ」
下に布団を引こうとしてるかっちゃん。
「いいよ!かっちゃんはベットで寝て!
あたし下で寝るからっ!」」
「だーめっ!
栖羽ちゃんは風邪引いてるんだから。
女の子は体冷えちゃダメだよー?」
かっちゃんはニコニコしながら
布団をカーペットに引く。



