「栖羽ちゃん....」 ♪ピピピピ...。 体温計を取り出し、 数字を見る。 「...37,8」 はぁ、とため息を漏らした。 かっちゃんはあたしから 体温計を奪いとって、 乱暴に机の上に置いた。 「...かっちゃん...?」 どうしたんだろう...。 「...えっ!?」 かっちゃんはベットの上に座って、 あたしを抱きしめた。 「....栖羽ちゃん、..熱い」 「...かっちゃん...?」 「栖羽ちゃん、風邪うつして」 「え?」 って、 あたし押し倒されてるっ...!?