王子様の、花嫁探し。





えっ.....?





「氷奈の方が、
 
 プリンセスに相応しいと思う」



栖羽は俺の目を見て、




「あたし、

 花嫁候補をやめます」



そう言って、
首からネックレスをはずして、

俺に渡してきたんや。






「....なんでや?」


なんでや....

なぁ、栖羽....




嫌や....そんなの...




嫌やねん...。





「陸戸、素直になりなよ」


栖羽は俺を見て、

弱弱しく微笑んだ。