ベットに倒れて、
布団を頭の上にかぶる。



息苦しい空間。

呼吸が苦しい。




「...パァっ」


布団をどけ、
呼吸を整える。




「....。」


病院での光景が、

またもや頭の中でよぎる。




「....陸戸...」


怖いよ....。


陸戸.....。





目から、涙がポロッと落ちる。



枕にしみる、あたしの涙。





「....氷奈っ...」



ごめんね、氷奈。



ゴメンね...


ゴメンね...





あたしは、夜が明けるまで、


ずっと、ずっと、

泣き続けた。