氷奈はステージに上がってきて、
あたしを睨み付けて
陸戸に向かって叫んだ。
「どうしてよ!!
どうしてあたしじゃないのよっ!!」
「....。」
陸戸はただ、
そんな氷奈を黙って見ているだけ。
氷奈は今度
あたしの方へ目を向け、叫んだ。
「最低っっ!!
陸戸を取らないって
約束したのにっ!!
最低な女っっ!!!」
そう叫んで、
あたしの頬に
思いっきりビンタしてきた。
...痛い.....。
ビンタされたところが、
ひりひりしてる。
体育館内、
ざわざわしてる。
みんな分かってるんだろう。
この三角関係。



