王子様の、花嫁探し。






「....。」


陸戸は黙ったまま、
教室へ.....って。



「陸戸!どこ行くの!?」



教室を無視して、
どっか行こうとしてる。




「僕に任せて」


あたしに向かってニコって笑って、
また歩き出した。



僕に任せて?


なんでよ!?





放送室のドアを開けて、
あたし達は放送室に入った。




「って、ここ、
 かってに入ってきていいの!?」



「俺ん家の学校やで?」


にやっと笑って、
マイクのスイッチを入れる陸戸。




そうかそうか。

そうだよね。


ここは陸戸の家の学校だった。



お金持ちはいいですねぇー。
はぁ。


羨ましいぜ。