部屋に入って、
陸戸を座らせた。
「栖羽」
「ん?」
「髪とか、酷いで」
あー...
寝癖ねー....
あたし寝相すごくて、
当然ながら寝癖も酷く、
毎朝直すのが大変でさぁ。
今何もしてないから、
きっと頭が
ボンバーしてんだろうね....。
「あー....直してないからねー...
準備してくるー....」
あたしはそう言って洗面所へ行った。
顔を洗う。
目を覚ます。
化粧して、
陸戸のところへ行く。
「ごめんねっ....って」
あたしのベットの上で寝てるし。
近くへ行ってみる。
綺麗過ぎる顔立ち。
綺麗過ぎる肌。
長過ぎる睫毛。
カッコよ過ぎるこの顔。



