「うん!大阪、いいよね!
本場のたこ焼き!ふふ」
...二人で、
旅行かぁ...。
「あたし、陸戸のこと、
大好き!」
氷奈はテレながら笑った。
「ずーっと、一緒に居たいんだー!」
笑顔が、
胸を痛ませた。
「栖羽ちゃんに、お願いがあるの」
「え?」
「陸戸を、取らないで?」
真剣な表情。
怖い....。
「あたし、栖羽ちゃんが
陸戸のこと好きだって、
分かるよ」
「あたしは「いいの。分かるから」
「...。」
「陸戸を取らないで...?
...あたしっ、
....陸戸が居なくなったら...」
氷奈の目から、
大粒の涙がこぼれる。



