ボンヤリとした視線の中。 あたしの机の上に、 立てられている写真が 目に飛び込んできた。 写真の中。 無邪気に笑う二人の子供。 頬っぺたをくっつけて、 楽しそうに笑ってる。 「...なんで...?」 写真の中の女の子、 それは、 小さい頃のあたしだった。 「陸」 「ん?」 「この男の子、誰?」 「兄貴だよ」 ...え?