奇跡をあなたに

私は台所から望にいるリビングに行った。


「の、望?」


「どした?」


「冷蔵庫... 何もない。」


「....。」


望はキョトンとしている。

その時、望が口を開いた。


「幸~ばかだな(笑)」

「ごめんなさい。」


望帰るのかな~。


手料理作ってあげたかったなぁ~。

「おぃ。何ぼぉ~っとしてんだよ。行くぞッ!」


「えッどこに???」


「どこに?ってス―パ―だよ。食材買いに!」


「今から?」


「うん!明日休みだし、今日は幸の手料理食べたいしな(笑)」

望は笑顔でそう言ってくれた。


「なら買いに行こっか~望ッ」


「おぅッ厚着しろよ~外寒いからな!」


「うんッ」


私は厚着をして望と近くにあるス―パ―に行った。

もぅ雨はやんでいた。

その行く途中も私と望はつまらない話で盛り上がっていた。

「望~本当に寒いねッ」


「だな~もう10月の終わりだからな~」


「今年雪降るかね?」

「ん~降るといいな~そん時は幸の顔に投げてやるよ(笑)」


「うわぁ~最悪!」


そんな会話をしているとス―パ―についた。