そんなバカなことを考えながら

公園のブランコにすわった。

すこーしだけゆらして、きーきーと

きしむ音と少しだけ吹いている風の音をききながら。

静かな夜の公園を見ていた。

知らないうちに隣に人がいた。

あたしと同じようにきーきーとこいでいて、

しかも一番会いたくないやつ。

風間 瞬。ふぅー。まぢでついてない。

公園なんてよるんじゃなかった。

瞬 「ごめん。今日は、かんけーないのに
   口出して。
   でも、体は大切にしないと。しかも、あのアメ
   まじでうまいの!  あ。いゃまぢでほんとに
   今日はごめん。」

なんで、ここにいんのよ。なんで、あんたがあやまんの。

言いたいことが言えなくてもどかしいな。って

思ってたら、あたしの視界が真っ暗になって、

意識が遠のいていった。

遠くであいつが「え?ちょっと?大丈夫????」って

テンパッてる声が聞こえた。