瞬 「ありがとうございました。」

あいつは、そういって頭を

下げると、椅子から降りて見たことの

ないくらいキラキラした顔をしていた。

あたしは、素直になれた。

霞音「上手だったよ。」

瞬 「さんきゅー。」

そういって、あいつはあたしの頭をくしゃっと

なでた。

いつもだったら、言い返して反発したかもしれない

けど、今日は素直になれた。

霞音「ねぇ、あの曲なんていうの??」

瞬 「song for you 」

霞音「あなたのためのうた?」

瞬 「おぅ。お前のための歌だよ。」

霞音「変なこと言わないで。誰の曲??」

そぅ聞くと瞬は少し恥ずかしそうに

瞬 「いゃ、まぁ、それゎ、知らないほうがぃぃっていぅか・・・・」

と言葉を濁した。