ガラガラッ

イキナリ、扉が開いたから

びっくりした。

あやうく、タバコ落とすところだった。

瞬 「あ、なにすってんだよ。」

やばい、涙でそうなんですけど?

なぜかしらないけど。

そんな気持ちとは裏腹にあたしは

そっけなく答えてた。

霞音 「タバコ。」

そぅいったとたん、あいつはまぢな

顔でタバコを奪うとグシュッって

つぶして捨ててしまった。

瞬 「やめろって。美味しくないだろ。
   そんなん。」

突然、涙が溢れて・・・・

霞音 「どぅしよぅ。やめれなくなったのかな。」

あたしは、声をあげて泣いてしまった。

あいつの前で。

ウッウッウッ・・・・・・

瞬 「俺が一緒にいてやるから。」

霞音 「やめたいけど、やめれないんだょ。」

こんなに泣いたのは生まれてはじめてかも。