「なんなの?!付き合わないって言ったはずだよね?
あたし彼氏いるんだよ?そういうのまじ無理だから!しかも駅前で」



「言ってなかったけど俺にも彼女いるよ?」



…は?



「だけどあゆちゃんは逃したら勿体無いから~
もし彼女が嫌ならセフレでもいーよ。」



「……」



「てゆーかあゆちゃんも普通にラッキーだと思うんだけど?
結構俺競争率高いんだよ~?俺とヤった事あるなんていったら
みんな羨ましがんじゃないの~?」



ぶちっ



あたしはキれた


「勿体無いって何?セフレでもいいって何?
競争率高いなんて調子のんのもいいとこだよ!

言っとくけどあたしだって競争率高いの。
てめーみたいな安い男とヤれる程
私簡単じゃないから。なめてんじゃねーよ」


「ちょ…言い方悪かった!ごめんって…」


あたしは全部無視して歩き出した



「ねえ聞いてよ!」

それでもあたしの後をつけて来る