「大丈夫ですか!?」
揺らしても返事は…ない。
さすがに勝手に部屋に入るのは気がひけたのであたしの部屋に連れていくことにした。
「っ…重い!‼」
寝ている人は重いというが、本当に肩が壊れるんじゃないかっていうくらい重かった。
とりあえずあたしのベットに寝かせてよく見ると金髪。まぎれもなくさっきの人だった。高い鼻に透き通るような肌の色。ほんとに外人か?
おでこに手を触れると高熱だった。
とりあえず熱ピタを張っておかゆを作ることにした。
まあ、病人ほっとくほどひどくないしね‼
と、いうわけで引っ越して初めてつくる料理は「おかゆ」になってしまった…。

