「それ、飛んできたものはなんでも飛ばすって意味じゃないかな。もーしわけないですが」
「じゃ吹っ飛ばして」
「アナタそんなこんな子供に」
「害を為すかもしれない異生物じゃないのッ」
今度はオレも冷静だった。
非常識にも浮き続けている、小娘を指差し言ってやる。
「害……を為す? コレが?」
「あたし? ねね、あたしの話してるの?」
つつつと近づいてきた小娘を、ミヨちゃん、もはや見ようともしない。
「じゃ吹っ飛ばして」
「アナタそんなこんな子供に」
「害を為すかもしれない異生物じゃないのッ」
今度はオレも冷静だった。
非常識にも浮き続けている、小娘を指差し言ってやる。
「害……を為す? コレが?」
「あたし? ねね、あたしの話してるの?」
つつつと近づいてきた小娘を、ミヨちゃん、もはや見ようともしない。

