季刊『お屋敷ハンター』

 両手で膝頭をつかみ項垂れていたオレのケツを遠慮なく叩き、ミヨちゃん一声大きく叫ぶ。


「さぁ行くわよーっ、汐崎。れぇッつゴー!」

「へぇへ」


こちらのバカは底なしだ……。