年上カノジョに蜜な罠



放課後。

僕は先生に頼まれて、雑用をしていた。


学年トップとはいかないものの、成績は常に上位に属している。


こんな風に先生に雑用を頼まれる事もしばしば。


その度に笑顔で対応しちゃってるから、習慣化してきてしまっていることに少し後悔している今日この頃。




「はぁ…」




山積みにされたノートを職員室に持って行く。



「いつも悪いな」


申し訳なさそうに目を細める先生。