大きめの石にふたりして腰掛けると、瑠璃が作ってきてくれたサンドイッチをぱくりとかじる。 中にはたくさんのたまご。 「ツナとかフルーツのサンドもあるよ」 「うん、ありがと」 一足先に食べ終わった僕は川に足だけつけてみた。 案外深くはなくて、肘下くらいの深さで水がすごく冷たくて気持ちがいい。 「あーっ!私も入るーっ」 口をモゴモゴさせながら、こっちへ走ってくる。 ホント、子供みたいな可愛い瑠璃。