僕―――… 瑠璃とキスしちゃった。 最初は寝顔を見てるだけだったのに。 いつの間にか眠くなっちゃって…。 キス、しちゃってたんだ―――…… 瑠璃の唇は… どこか甘くて、ほんのり蜜の味。 「んっ…凜久、苦し…」 「瑠璃の唇って甘い」 貪るように瑠璃の唇にキスをする。 深く、深く… 吐息さえも全て飲み込むように。 もっともっと瑠璃に近付きたいんだ。 …一緒に溶けちゃうくらいまで。