牛乳でも飲むか。もう夜中の2時を過ぎた所だったけどキッチンへと向かう。 コクコクと小さい音を鳴らしながら、喉を流れていく冷たい牛乳。 背なんてその内伸びるだろうと思ってたけど、ちょっぴり危機を感じて毎日飲むことに決めた。 「はぁぁぁっ!?キスっ!?」 …やっぱり話すんじゃなかった。 お前手出すの早ぇんだよ。 と、パコンとヨウに頭を殴られてしまった。 「だって…抑えきれなかったんだもん」 唇を尖らせて言ったら 「いだ…っ」 なに女の子ぶってんだよ…と、さらに叩かれる。