「瑠璃……?」 優しく問いかけてくれる凜久に、どうしたらいいのか分からなくなる。 凜久の温かい手が私の髪を優しく撫でてくれて。 …涙が溢れそうになった。 今すぐ凜久に触れたくて、私の頭を撫でている方じゃない手をじっと見つめる。 そろそろとその手に近付いて、小指だけをキュッと握った。 その小指を離したくなくて私は何も喋らずにずっと俯いたままだった。 私だって凜久が好きなんだよ―――…? すごく、すごく好きなの。