続・幸せの契約

お湯の加減と……

耳を塞いで

顔にかからないように…



悠大が生まれてから
鈴に内緒でベビー教室の講師のレッスンを月1で受けてきたのに


「じゃ、お願いします。大和さん。」


「はい。任せてください。」

にっこり微笑んだ言葉とは裏腹に手は微かに震えていた