続・幸せの契約

ビー!!

ビー!!

ビー!!
ビー!!




けたたましい爆音が部屋中に鳴り響く



お願い…


誰か…助けて…



お願い…



床の絨毯に片方の頬を擦り付けながら


這いつくばるように


ドアに身体を動かす


一回に数ミリしか動かせない


それでも
諦めることはできなかった


絶対に…
この子は
…守るんだ…!!